ホラーは直視できないけど過激な演出なら平気なマツリカが、『フィアー・ストリート』をネタバレなしでまとめました。
- 怖さと演出レベル
- 時代を遡る楽しさと魅力
- ただの“呪い”では終わらない…自分に合う?
時代を逆行しながら謎が回収される秀逸さを味わいましょう。
フィアー・ストリートはどんな映画?
Netflix独占配信の3部作「フィアー・ストリート(Fear Street)」。
Part1~Part3にかけて、時代を「遡る」ことでサラ・フィアーの呪いの起源を辿るティーンホラー作品です。
※心霊的な恐怖はあまりありませんが、視覚的に衝撃な表現がかなり強めです。
基本情報
【映画】
| 配信(2021年7月2日) | Netflix独占配信 |
| 構成 | Part1:1994 Part2:1978 Part3:1666 |
| ジャンル | ティーンホラー スラッシャー ミステリー |
【原作】
| 著者 | R・L・スタイン |
| 刊行開始年 | 1989年 |
| ジャンル | ホラーミステリー |

ストレンジャー・シングスでマックスを演じたセイディー・シンク主演の映画がNetflixで配信されるとのことで、観なければならなかったので、観ました!
『フィアース・トリート』あらすじ
時代を遡ることで物語が完成する物語なので、ぜひ順番にご視聴ください。
【Part1:1994】フィアー・ストリート
オハイオ州「シェイディサイド」は、“サラ・フィアーの呪い”が続く悪名高い街。
とあることをきっかけに、呪いにとり憑かれた複数の脅威的な存在に狙われる高校生たちが、呪いを終わらせようと立ち向かう。
【Part2:1978】フィアー・ストリート
ナイトウィング・キャンプ場では学校が夏休みに入ったシェイディサイドとサニーヴェイルのカラーウォーが始まろうとしていた。
しかしシェイディサイドの住人の1人が呪いにとり憑かれ、それまで楽しかったキャンプが一変。
サバイバルと化す。
【Part3:1666】フィアー・ストリート
シェイディサイドの住人の人生を変えることになった“あの夜”に歴史は遡る。
サラ・フィアーの呪いの起源が明らかに…。
フィアー・ストリート「魅力」
時代を遡っていく構成が最大の特徴である本作。
必ず次作も観なきゃいけない気にさせてくれます。
時代を“逆行”する構成
シェイディサイドで起きる事件について調べていた主人公の弟が、すべての始まりを突き止めるのです。
そこから物語は大きく動き始め、呪いを終わらるべく立ち上がります。
時代を遡ることで、呪いの起源に辿り着きます。
Part1・Part2が終わっても、呪いはまだ終わりません。
次作への期待感が高まる構造になっています。
ホラー耐性は皆無でも問題ない
ホラー耐性は皆無な私でも観られました。
心霊的な恐怖はほとんどありません。
ビクっとするシーンもありましたが、完全なホラーよりも耐えられます。
ただ、スラッシャー特有のハードな表現がしっかりあります。
このような表現が苦手な方は、避けた方がいいです。
国内のCERO:Zよりも描写がダイレクトな海外版のゲームに耐えられる方なら余裕です。
ホラー映画のオマージュ
その年代のホラー映画のオマージュが散りばめられています。
「スクリーム」や「13日の金曜日」など。
その他にも、ホラー映画をたくさん知っている方であればもっと気付くかと思いますので、探しながら観るとさらに楽しめます。
マヤ・ホークとセイディー・シンク
Part1冒頭に登場したのは、ストレンジャーシングスでもおなじみのマヤ・ホークです。
マヤ・ホークは、キルビルの黄色い衣装が印象的なユマ・サーマンのご息女でございます。
しかしそれをなんとまぁ、衝撃的展開。
ユマ・サーマンの娘とかそんな肩書は抜きにしても、彼女の演技力がさすがすぎます。
語彙力がどこかいってしまうほどです。
【関連記事】セイディとマヤが活躍!Netflix独占配信ドラマ「ストレンジャー・シングス」のネタバレなし感想は、こちら。
フィアー・ストリート「テーマ」
「負の連鎖と不当に虐げられた者たちの真実」
なぜシェイディサイドだけが不幸なのか、サラ・フィアーの呪いとはなんなのか。
本作はただの犯人捜しではなく、歴史的な差別や格差、キャラクターの関係性などを通して300年にわたる「負の連鎖」を断ち切り、“真実”を暴くものとなっています。
観る人を選ぶレベルの演出。気になる点
- Part1~Part3までの拘束時間
3作すべて2時間近くあるので、1本でスッキリしたい方には重いかもしれません。
※ですが、一度観始めたら続きが気になるはず。
- ハードな演出が思っていた以上に凄まじい
直接的な表現が多いので、軽めの描写でも苦手な方は避けてください
※スプラッタ耐性は抜群の私でも、「うわぁ…」となるような演出だったので、耐性がないとハードルが高いかもしれません。
観始めたら止まらないッ…!観て感じた本音
正直、セイディー・シンク目当てで観始めたのですが、予想以上の面白さに惹き込まれました。
Part1:1994
魔女の呪いを終わらせるべく立ち上がりだしてから、面白さが一気に加速しました。
複雑な手順で作戦をたて、それを遂行するのですが、イレギュラーが起きます。
すぐに機転を利かせ、即座に代案を実行しますが…それ水槽じゃなきゃダメだったんでしょうか?
この手の作品は時間がない時に限って地味に時間がかかる方法を選びがちなので、スリリングすぎてもどかしいですね。
Part2:1978
待望のセイディー・シンクです。
ストレンジャーシングスのマックスと雰囲気が似ている役でした。
Part1よりもどんどんと人が襲われていきます。
さっきまで「カラーウォー!」って叫びながら無邪気に楽しんでいた子ども達でさえ、例外なく悲惨な目にあう容赦のなさです。
どこに潜んでいるかわからない脅威的な存在から逃げ隠れするドキドキ感たるや。
ついでに別の意味でもドキドキしちゃいます。
儀式の痕跡や魔法陣などが見つかり、サラ・フィアーの呪いに近づいていく怒涛のPart2。
こんなに近づいたのに「そうくるのか」という、予想の斜め上あたりの真実に辿り着きました。
Part3:1666
さらに歴史を遡ります。
まだシェイディサイドもサニーヴェイルも存在しない、「ユニオン」という村でのお話です。
Part3で全てが繋がり、呪いの終わらせ方が明らかになりました。
すごい勢いで伏線を回収していくので面白いです。
そしてラスボスを倒すべく、あらゆる仕掛けを駆使した戦闘は見応えたっぷりでした。
原作は小説
原作を読んだことがないのですが、映画がここまで面白いので小説も面白いこと間違いなしですね。
映画はPart3がまだ続編も作れそうな終わり方をしましたが…
はたして。
この“演出”に耐えられる?合う人・合わない人
★こんな人に合うかも!
- スプラッタ描写に耐性がある
- 気持のいい伏線回収が好き
- ドラマ性のあるホラーが好き
★こんな人には合わないかも…
- 心霊的なホラーを求めている
- スプラッタ描写が苦手
- ドラマパートが長いと飽きちゃう
フィアー・ストリートを観終えて
リアルタイムで1週間ずつ配信されるのを待ちましたが、配信済みの今なら一気に観られます。
ただ、1本のボリュームが結構あるので、余裕のある時に視聴することをおすすめします。
私個人はセイディー・シンク目当てで観た作品ですが、予想を良い意味で裏切る面白さでした。
ぜひ3部作を最後まで見届けてください。



