不気味ながらも絵本のようなジオラマのようなこの独特な世界観に惹きこまれる作品。
セガレがYouTubeとかから色んな情報を拾ってくるんです。
そして「リトルナイトメア(LITTLE NIGHTMARES)やりたい」とか言い出すんです。
…ホラー…だと。
リトルナイトメアにはセリフや字幕はなく、環境や演出でストーリーを感じ取るスタイル。
プレイした人数の分だけ解釈が生まれる深いアドベンチャーゲームなのです。
▶リトルナイトメア3のネタバレなし感想は、こちら。
発売時期・対応機種
スウェーデンのゲーム会社Tarsier Studios開発
- バンダイナムコエンタテインメントより、下記機種向けに発売。
- Play station4
- Microsoft Windows
- Nintendo Switch
- Xbox One
リトルナイトメア:ざくっとあらすじ
時系列としてはリトルナイトメア2→リトルナイトメア1と言われています。
■リトルナイトメア
【巨大な船舶「モウ」で目覚めた主人公:シックスが、危険な船内で知恵を絞り、住人をかいくぐりながら脱出を試みる。】
:シックス
:ランナウェイキッド
「ランナウェイキッド」はDLC。
DLCもセットになっているデラックスエディションも発売されています。
■リトルナイトメア2
【怪電波によりテレビから「邪悪」が広がる。主人公:モノは少女:シックスとともに謎を暴くため、歪んだこの世界にある電波塔を目指す。】
:モノ・シックス
リトルナイトメア:ざくっとシステム
ライター、懐中電灯で周囲を照らしながら探索。
登る・降りる・走る・スライディング・投げる等々のアクションを駆使し、時に謎を解きながら進んでいく。
リトルナイトメア:個人的感想

リトルナイトメア・リトルナイトメア2
■リトルナイトメア
【シックス】黄色のレインコートがトレードマーク
シックスは随所随所でお腹が減ります。
その都度ご飯を食べるのですが、最初はパンだったのがどんどんエグくなっていく。
ネズミを食べ始め、挙句の果てには言葉を失う衝撃の食事。
拾ったアイテムはボタンを押しっぱなしで運ぶ仕様なので、何度も落としました。
【ランナウェイキッド】モウから逃げ出す男の子、彼の末路は…
シックス編がおおよそ4時間くらいでクリアできたので、そのままキッド編もスタートです。
シックスは船内を進むのに対し、ランナウェイキッドは地下です。
水びたしで既に怖いです。
攻略法がしばらくわからずに結構な時間をくった場面もありましたが、クリア時間はシックスと同じくらい。
■リトルナイトメア2
【モノ・シックス】紙袋がトレードマークのモノ
シナリオは1本、基本的にはモノを操作してシックスと協力しながら展開していく。
シックスの力を借りる場面があったり、シックスと離れなきゃいけなくなる場面があったり…途端に1人にされるので不安になります。
上手く作られている。
攻略していく過程で何度も見たあの場面も、伏線だったのかもしれない。
映像で魅せる、絵本のような不気味で美しい世界
日常で使うような道具と家具や”大人”たちが異様に大きく、圧迫感がある。
冒頭でも絵本のようなジオラマのようなと述べましたが、音や影も全てが怖い悪夢の空間でありながらも光と影のコントラストが素晴らしく、不気味に綺麗です。
デフォルメされたキャラクター達のデザインも、可愛いながらも怖くて絶妙。
セリフはないですが部屋ごとの描写に何かしらの意味があることが多い。
伏線が散りばめられていたりなにかを示唆するようなオブジェクトなど、雰囲気やキャラクターの動きなどからストーリーを解釈していくスタイルは想像力が働く。
本当に細かく作り込まれており、部屋ごとに隅々まで観察すると色んな発見があります。
様々なギミック
次に進むためのギミックを解くのですが、パズル的だったりタイミングをはかったりアイテムを使ったりなど様々です。
初見だとわかりにくいギミックもありますが、直感的に何をすればいいのかわかりやすいデザインではある。
けどそのギミックに使うものをどこからどう持ってくるのかなど、悩む場面はありました。
しっかり観察しないと見逃してしまいます。
ホラーが苦手でも楽しめる
真夜中にホラー漫画読んだりした後にトイレに行くのが怖い、くらいのレベル。
私がプレイできるレベルなのでどんなに怖がりでもこの作品は誰もが楽しめるはずです。
遊んだ当時は小学生だったセガレでも楽しんでいるくらいですし。
…病院のステージだけは雰囲気的にも怖かったようで、私にコントローラーを渡してきましたけども。
ビクッてなることありますが基本的には静寂と間で恐怖を与えてくるタイプの演出です。
追いかけられるとものすごく動悸がしますが、急に驚かせてくるような演出はあまりありません。
物音がする方向にはやっぱり何かがいることもあって、時にその対象を倒したり他の攻略法があったりもしますが、足音や物音をたてずに物陰に隠れてやり過ごさなければならないことも多いので緊張感もあります。
操作感はいまいち、タイミングがシビア
基本的には横スクロールの1本道なので迷うことはないですが、カメラ固定で視点は上下左右に少し振れるくらい。
奥行があるから遠近感が微妙につかみにくかったです。
時々すごく遠くからの視点になるのが厄介です。
基本的にプレイはセガレがしていたのですが、ギミックでもなんでもないところから落下してやり直しになることが多かったです。
時にアクションを求められることもありますが、判定やタイミングがシビアすぎてちょっとのことでやり直しになることもありました。
〆る:セリフがない独特な世界観にハマる作品
無事両タイトルクリアしましたら、軽く喪失感が芽生えちゃうくらいに面白かったです。
絵本の世界みたいな可愛さがありながら、ちょっと怖い演出が秀逸。
シビア判定にたまにイラッとさせられるけど、謎解きも含め簡単すぎず難しすぎず絶妙なバランスでとても良いです。
私くらいの超絶怖がりでもできるホラーでした。
セリフのないゲームで、プレイ中は必死だったのでストーリーについてはほぼ意味不明のまま終わりました。
なのでクリア後に考察サイトを覗いてきました。
沢山の考察があり、全部納得できる。
怖さもありながら綺麗な世界観にもハマれる、ホラーが苦手でも楽しめる作品です。

