現代のハードに蘇ってほしい作品たち。
・新テーマパーク
・ナイツ NiGHTS into Dream…
・AZEL -パンツァードラグーンRPG
懐かしのセガサターンソフト3選。
新テーマパーク（1997年）
自由度が高い経営シミュレーションゲーム。
ざくっとシステム・シリーズ対応機種
■設定
・開発費用
・設置費用
・株式売買
・客の心情把握
などを考慮して経営する。
■ゲームモード
【スタンダード】
・1つの国を選んで無限に遊べる
・資金がマイナスの状態が一定期間続くとバッドエンディング
【シナリオ】
・様々な国で、条件を達成すると次の国へ行ける
・10ヵ国全てをクリアでエンディング
・達成できなければバッドエンディング
バッドエンディングを迎えると強烈なムービーを観ることになるので、避けたい。
■テーマパーク
・Macintosh
・PlayStation
・PSP（ゲームアーカイブス）
・PlayStation3（ゲームアーカイブス）
■ぐーちょDEパーク テーマパークものがたり
・PlayStation
■新テーマパーク
・Windows
・PlayStation
・セガサターン
■テーマパークワールド
・Windows
・PlayStation
■テーマパーク2001
・PlayStation2
■（株）テーマパーク
・Windows
■テーマパークDS
・ニンテンドーDS
個人的感想
最初は設置できるアトラクションやショップが少ないですが、徐々に増えます。
アトラクションによっては、乗客視点で遊んでいるムービーが観られるなどイキな演出もあり。
ジェットコースターがデフォルトコースではなく、自分で作れます。
あんまり激しいコースを作ると、お客が飛んでいってしまったり、遊び終えたあとにオエオエなりだします。
絶妙なコースを作ってあげないと、デッドコースターになってしまうのです。
道がゴミまみれでもオエオエなり始めるので、スイーパーを雇いましょう。
それから、アトラクションのアクシデントにメカニック、チンピラに襲撃された時のためにガードマン。
多種多様なスタッフを雇用できるのも、考える要素が広がって面白いですよね。
給料の設定も自分でします。
羽振りが良すぎれば破産、薄給すぎるとストライキ…
そしてもちろん、入園料やショップで販売するフードやドリンクの値段までも設定できるのです。
あんまりふざけすぎると、やっぱり破綻しますのでご注意を。
自分好みのテーマパークを作れる上に考える要素もあり、スタッフやお客の動きを観ているだけでも存分に楽しめる作品です。
シムシティなどのシミュレーションが好きな人におすすめの1作です。
ナイツ NiGHTS into Dream…（1996年）
空飛ぶ爽快感。
スタイリッシュ飛行でスコアアップ。
音楽やキャラクターは後に発売された「ソニックアドベンチャー」や「ファンタシースターオンライン」などにも使用されている。
キャラクター（開く）
■ナイツ
”ワイズマン”によって生み出されたファーストクラスのナイトメアン。
ワイズマンに反抗したため、もう1人のナイトメアン”リアラ”によって夢の狭間「イデアパレス」に監禁されてしまった。
空を自由に飛び回り、地形に応じた姿に変形する能力を持つ。
ビジター（夢を見る人々）とデュアライズ（同化）することもできるが、監禁されているため力が抑制されている。
イデアが無いと外に出ることができず、出られたとしても短時間。
悪夢の世界に迷い込んでしまった”クラリス”と”エリオット”に出会い、ナイトメアンに奪われたイデアを取り戻し、ナイトピアを平和な世界にするために動き出す。
■クラリス・シンクレア
勇気のイデアを持つ少女。
高い感受性を持ち、不安に駆られやすい性格。
ミュージカルの舞台に立つという夢を持ち、オーディションの2次審査を通過した。
しかし、初めて立つ舞台に圧倒され、不安と恐れから自信を喪失した彼女は悪夢の世界に迷い込む。
■エリオット・エドワーズ
勇気のイデアを持つ少年。
人前ではあまり感情を出さないスポーツが好きな優等生。
仲間とバスケットボールを楽しんでいた時に、高校生が乱入。
実力の差を見せつけられ、コートから追い出されてしまった彼は屈辱的な思いでいっぱいになり、悪夢の世界に迷い込む。
ざくっとシステム
【システム】
■イデア（プレイヤーの周りを飛び回る光の球体）
・純粋「ホワイト」
・成長「グリーン」
・知性「ブルー」
・希望「イエロー」
■コースとデュアライズ
・ステージ開始時、「勇気のイデア」を媒介に、クラリス/エリオットはイデアパレスでナイツとデュアライズする
■ステージ
・マップは箱状の3D
・デュアライズ中はコースに沿った2D横スクロール（例外あり）
・イデアパレスからスタート、マップを周回
・散らばったイデアを回収、イデアパレスに奉納するとコースが切り替わる
・1つのステージに4つのコース
■残り時間
・デュアライズ中は画面上部に「残り時間」が表示される
・敵の攻撃を受ける毎に5秒減る
・残り時間がゼロになるとクラリス/エリオットの姿に戻る
・デュアライズが解けてもイデアの解放は可能だが、移動速度が遅い
・1コースクリアで残り時間が120秒まで回復
・クラリス/エリオットでコースをクリアした場合は、再度ナイツとデュアライズして次のコースへ移行
■イデア解放・奉納
・各コース1ヵ所ずつ”イデア”が取り込まれた「イデアキャプチャー」が存在
・ステージ内に配置された「ブルーチップ」を計20個吸収させ、イデアキャプチャーを破壊することで回収
・全て回収、奉納するとボス戦
■ゲームオーバー
・デュアライズが解け、アラームエッグに捕まる
・「ナイトメアン」との戦闘中に残り時間がゼロになる
■ナイトメアン
・”ナイトメア”で戦闘するボス
・通常攻撃が効かず、トラップを利用しなければ倒せないナイトメアンが存在する
■スコア・ランク・ストーリー
・4コースのスコア合計とナイトメアで得たスコアがステージの最終スコアとして集計
・スコアに応じてランクA～Fが決定
・クラリス/エリオット各４ステージ
・全ステージでランクAを獲得すると通常と違うストーリーが展開
【操作】
■飛行
・方向キー、上下左右に移動
■ドリルダッシュ
・画面左下に表示されるゲージに使用時間が記される
・リングを通過することでゲージが少量ずつ回復
・ゲージがゼロでも0.5秒ドリルダッシュが可能
・A、B、Cボタンいずれか推しっぱなし
・減速時に素早く最高速度に達するほか、攻撃にも有効
■パラループ
・飛行時に一定時間表示される光の軌跡「トゥインクルダスト」を途切れさせずに輪を作ると「パラループ」が発生
・輪で囲んだ敵は消滅、アイテムはまとめて回収できる
・3次元で発生するため、手前や奥のアイテムを回収できることもある
・特定の場所でパラループを発生させると隠しアイテムが出てくることもある
■タッチダッシュ
・タッチ（敵を掴んでいる）状態でドリルダッシュをすると、敵を弾き飛ばす
■アクロバット飛行
・飛行中にLかRボタンを押すと、方向キーの組み合わせに応じた特殊アクションを起こす
■急停止
・LとRボタン同時押し
■方向転換
静止中にLボタンで左、Rボタンで右に向きを変える
■ナイツ NIGHTS into dreams…
・セガサターン
■クリスマスナイツ
・セガサターン
■ナイツ
・PlayStation2
セガサターンの移植
■ナイツ ～星降る夜の物語～
・Wii
■ナイツ
・PlayStation3
・Xbox360
・Steam
ダウンロード限定の移植
現在ダウンロード販売は終了
個人的感想
スコア・ランク重視なので、スタイリッシュに飛行することが求められる。
スタイリッシュな戦闘を求められる、”デビルメイクライ”のようなシステムですね。
難しい！と思っているのは私だけでしょうか。
スタイリッシュな飛行ができません。
さらに、コースがよくわからなくなり迷子になります。
割と1本道ではあるのですが、コースを把握できずに時間切れになる。
しかし、飛び回るのはとても爽快感があって楽しいです。
エフェクトも綺麗で動きもなめらか、空飛ぶフィギュアスケーターです。
今はもうハードとソフトを持っている方しか遊ぶことはできませんが、おすすめの1本です。
AZEL －パンツァードラグーンRPG（1998年）
パンツァードラグーン以外では味わえない魅力。
遺跡の深部に突き落とされドラゴンと出会ったエッジが、帝国艦隊にやられた仲間の復讐を誓い、旅立つという、パンツァードラグーンシリーズ3作目で初のRPG。
ざくっとシステム・シリーズ対応機種
■バトル
・ランダムエンカウント方式
・アクティブタイムバトルで、中心、前後左右の位置取りシステム
・「シンクロナスゲージ」の溜まった本数に応じた行動が可能（最大3本）
■タイプセレクトモード
・5種類の基本の型
「通常型」
「攻撃型」
「防御型」
「起動型」
「心技型」
・決められた範囲内でパラメーターをカスタマイズ
・パラメーターに応じてドラゴンの容姿も変化
■パンツァードラグーン
・セガサターン
・Windows
・PlayStation2
■パンツァードラグーン ツヴァイ
・セガサターン
■パンツァードラグーン ミニ
・ゲームギア
■AZEL -パンツァードラグーンRPG
・セガサターン
■パンツァードラグーン オルタ
・Xbox
■セガAGES 2500 シリーズ Vol.27 パンツァードラグーン
・PlayStation2
■パンツァードラグーン：リメイク
・Nintendo Switch
個人的感想
パンツァードラグーンシリーズは総じて評価が高い。
ドラゴンで空を飛ぶ爽快感とシューティングシステム、そして素晴らしい世界観はパンツァードラグーン唯一無二の魅力です。
本作で私が1番ハマったのがタイプセレクトモード。
振り分けによって、容姿まで細かく変化していくシステムは秀逸ですよね。
しかも名前まで付けられて、愛着が湧くに決まっています。
戦闘も面白かったです。
「ロックオン」して「レーザー」を撃ち込むテンポの良さがツボ。
ただ残念なのが、本作はセガサターンでしか遊べないということです。
「AZEL」の数十年後を描いた「オルタ」がありますが、ジャンルは3Dシューティング。
奥へと強制的にスクロールされていく。
ということで、個人的には「AZEL －パンツァードラグーンRPG」のリメイクを強く望んでいます。
せめて移植して…。
私個人のパンツァードラグーンシリーズ初プレイがAZELなので、ちょっと執着が強いだけです。
パンツァードラグーンシリーズが好きな方であれば、どのシリーズも刺さると思います。
作品に触れたことがない方も、シューティングが好きであればハマること間違いなしです。
〆る：古き良きセガサターン
・新テーマパーク
・ナイツ
・AZEL パンツァードラグーンRPG
シリーズによっては対応機種がセガサターンだけではなくなりましたが、セガサターンからも名作がどんどん生まれました。
どれもまた遊びたいくらいの魅力があるので、誰もが遊べるよう現代のハードでリメイクを待ち望んでいます。
