ゲーム『バイオハザード レクイエム』は怖い?圧倒的恐怖と爽快感の融合【ネタバレなし・感想】

バイオハザード レクイエム(レビュー)|アイキャッチ画像 ゲーム

ビビり散らかしながら動画を視聴したマツリカが、『バイオハザード レクイエム』をネタバレなしでまとめました。

  • 過去作を知らなくても楽しめる?
  • 本作の魅力や怖さ度合い
  • 恐怖と爽快感…自分に合う?

最新の恐怖に、勇気(と画面からいつでも目を逸らせる準備)を持って飛び込みましょう。

原点である“ラクーン事件”に隠された真実が明らかとなる「バイオハザード レクイエム(BIOHAZARD requiem)」。

新しい主人公グレース・アッシュクロフトと恐怖と緊張感を体験し、シリーズお馴染みのレオン・S・ケネディと爽快感を得る

パートごとに切り替えられるホラーとアクションの両方を楽しめる作品となっている。

過去作を知らなくても十分に楽しめますが、バイオハザードはすべてストーリーが繋がっているので、本作を遊んでからでも過去作をチェックしてみるとより理解が深まると思います。

従来作に比べてハードな描写がかなり強いので、そのような描写が苦手な方はご注意ください。

基本情報

発売2026年2月27日
ジャンルサバイバルホラー
アクション
CEROZ(18歳以上のみ対象)
対応機種PlayStation5
Xbox Series X|S
Nintendo Switch 2
PC(Steam/Epic Games Store)
プレイ時間10時間(ストーリーメイン・プレイスタイルで異なる)
難易度Casual
アクションが苦手なプレイヤー向け
弾薬・回復アイテムの出現率が高く、エイムアシストも搭載されている
Standard(modern)
従来のノーマルに位置する難易度
Standard(classic)
バイオハザードを熟知したプレイヤー向け
グレース操作時はセーブに「インクリボン」が必須である
Insanity
クリア後に解放される最も高い難易度
視点TPS(三人称視点)
FPS(一人称視点)
プレイ中いつでも切り替え可能。
マツリカ
マツリカ

いまだに【Shadows of Rose】をクリアできていない父は、本作にまだ手を付けていません。

なので、今回は配信動画を視聴してまいりました。

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2026年、アメリカ。
不可解な事件が続く中、新たな犠牲者が出た「レンウッドホテル」

ここの現地調査を命じられたFBI分析官グレース・アッシュクロフトだが、彼女は8年前に母アリッサをこのホテルで亡くしている。

そのため、トラウマとなってしまったが、断ることができずにホテルへ向かうことに。

時を同じくして、バイオテロ組織のエージェント、レオン・S・ケネディは警官が行方不明になったという連絡を受け、現場へ急行する。

事件を追う2人の前に現れるフードの男。

やがて、“ラクーン事件”に隠された真相を知ることとなる。

シリーズの集大成と絶賛されている本作の作り込みは、本当に素晴らしいです。

さらに、これ1本で「バイオ」「バイオ2」のホラーと、「バイオRE:4」をベースとしたアクションが楽しめます。

実写レベルのグラフィック

今やグラフィックが綺麗なんて当たり前かもしれませんが、雨に濡れる質感や車の窓やガラスに映り込む人間やショーウィンドウのネオンライトなど、細かい演出が素晴らしいです。

汗ばんだ肌や、生物的な質感の表現が凄まじく、すべてがリアルです。

特にグレースのパートはホラー感が強く、怖すぎて極限の薄目状態にしないと怖くて直視できませんでした。

私が視聴した配信者さんはグレースを「一人称視点」、レオンを「三人称視点」に設定しておりましたが、一人称視点だとより没入感と緊張感が増すと思います。

“静”のグレース・“動”のレオン

本作はグレースパートとレオンパートを交互に操作することになります。

グレースはFBIではありますが、戦闘経験が乏しい一般人の“静”となっており、プレイヤーは彼女とともに恐怖体験をするのです。

彼女はゾンビとの対峙が初めてであり、反応や武器の持ち方などがレオンと違い、常に緊張しており過呼吸気味です。

しかし、アイテム使用方法などの理解の速さは、分析官ならではなのか。

難易度にもよりますが、初期を彷彿とさせる「インクリボン」や所持できるアイテムの少なさ。
アイテムボックスを活用し、何を持って何を置いていくか。

アイテムを生成できるようにもなりますが、何を作るか。
限られたリソースの中で、最適解を試行錯誤しながら進めていきます。

豊富な戦闘経験と知識を持つレオンのパートは“動”となっており、プレイヤーはレオンが繰り出す戦闘技術で爽快感を得ることができます。

所持できるアイテムもグレースの3~4倍以上はあり、パズルのように縦横に向きを変えて収納できる、お馴染みのシステムです。

銃火器や“チェンソー”などを扱うことができる上、スタイリッシュな体術も見事なものです。
レオンパートでは弾の出現頻度がグレースより高いように思います。

個性を持つゾンビ

本作のゾンビは生前の性質が残っています。

厨房で料理をする、照明を消してまわる、掃除をする、など固有の行動パターンがあるのです。
リトルナイトメアみたいな感じですね。

彼らの行動を観察することで、戦闘を回避することが可能です。
特にグレースのパートでは、回避が重要です。

ホテルや療養所で働いていたスタッフゾンビ達の行動…
こんなになってまでも仕事を全うしようとする熱意が素晴らしいです。

「電気が つイテるぅ」
「電気を 消しましょウ」

と、電気が付くたびに消しにくるスタッフが忘れられません。

ステータス・武器強化

本作はアンティークコインを使い、アイテムを解放することでグレースのステータスを強化できます。
強化アンプルを自身に使うことで、なぜか射撃の精度や武器の威力が上がるという不思議なシステムです。

一方レオンは、武器商人に近いシステム「サプライボックス」にて弾薬や回復アイテムの管理、新武器の購入や既存武器の強化が可能です。

さらに、2周目はCP(クリアポイント)を使用して無限弾武器などの特典を解放できるようになります。

意外な人物がタイトル回収

すでに武器がタイトルを回収していましたが、ストーリーの進展とともに“ラクーン事件”の裏側を知ることになります。

「アウトブレイクシリーズ」でお馴染みのグレースの母アリッサの登場も、歴代シリーズファンが反応する部分かもしれません。

しかし、それ以上に意外な人物が「レクイエム」について語り出すのは、衝撃的でした。

過去作を知らなくても楽しめる?

楽しめます

上述したレオン、アリッサ、意外な人物や過去の物語を知らなくても、本作単体で十分に楽しめると個人的には感じます。

最大の理由は、グレースという新しい主人公がいること。

バイオハザード7~8の主人公として登場したイーサンも、シリーズ初の登場でした。

イーサンもグレースも「バイオハザード」の体験は初めてです。
なので、シリーズ初見の方も、初めての「バイオハザード」を一緒に味わうことができるのです。

本作にはレオンを始めとした過去作のキャラクターやラクーンシティも登場しますし、レオンパートに切り替わった時には、やっぱり過去作を知っている方がより深みが増すのは事実です。

それでも、全体的にグレースに重きが置かれたストーリーになっているので、彼女と一緒に見ていくことで置いてきぼりになることはないはず。

バイオハザード7~8も本作も単体で楽しめるとはいえ、結局のところはストーリーが繋がっています。
なので、過去作が気になった方は、本作を遊んだあとからでもチェックしてみるとより理解が深まると思います。

「原点・決着・克服」

本作は物語が進むと、原点である「ラクーンシティ」へと到達します。

グレースの母アリッサは“ラクーン事件”の生還者であり、事件当時はラクーンシティの新聞記者だったのです。

ラクーン事件の裏には“ある真相”が隠されており、物語の進行とともにそれが明らかになります。

トラウマのような“怒り”とわだかまりを抱えるレオンの決意と、遺されたメッセージの意味を知ったグレースの覚悟。

最後の道を選んだ時、2人の心に決着がついたと感じました。

  • 謎解き要素が薄い
    従来のバイオハザードに比べ「暗号」のような謎解きはほぼなく、入手できる資料に答えが記載されているため、考える要素がない。

謎解きが「作業的」に感じることがあるかもしれませんが、答えが明示されている分、ある意味ではテンポが良くなるのかもしれません。

  • ハードな描写が従来より強い
    これまでもバージョンによって表現の強さはありましたが、本作はそれらに比べてもかなり強めの描写となっている印象を受けました。

過去作には表現がマイルドになる「CERO:D」バージョンも発売されましたが、本作は「CERO:Z」のみです。
凄惨な描写が苦手な方は避けた方がいいと思います。

本作は我が父でなく、動画配信を視聴しました。
私は、操作まですると怖さでなにもできず、ストーリーも1ミリも入ってこない事態に陥ります。

なので、ホラーゲームはいつも父か配信者さんに操作をお任せし、私はストーリーに集中する完全“視聴勢”です。

スマホの小さい画面で観ましたが、とんでもなく怖かったです。
特に序盤は極限まで薄目にして、画面を斜めから覗き込むくらいの角度にしないと直視できませんでした。

曲がり角を曲がった時に視界に入る影がゾンビに見えたりして、「ヒぃッ」とかなっていたのですが、ただの鉢植えでした。

新たな主人公として登場したグレースも常に怖がっているのですが、それ以上にビビり散らかしていました。

グレースは8年前にトラウマを抱えることとなり、それ以来内向的になってしまったという側面があります。

自信がなさそうな話し方で、しどろもどろになってしまうのです。

ですが、おどおどしながらも与えられた任務をこなそうとする根性と、きっともともとが真面目なんだと思いますが、責任感の強さは見ていて応援したくなります。

レオンパートに入ると、配信者さんの操作が上手なこともあるのですが、一気に安心感がありました。

グレースは体術ではトドメを刺せませんが、レオンは手慣れたもので、むしろ銃いらないんじゃないかなってくらいの体術を披露してくれました。

【チェンソー争奪戦】
本作にはチェンソーを持ったゾンビが登場。
落とせば拾えるのですが、地面に落ちたチェンソーが振動でしばらく荒ぶり、触れるとダメージを受けます。

この落としたチェンソーをゾンビも拾いに来ます。
“拾ったもん勝ちの最強武器”となっています。

ちなみに、ゾンビも荒ぶるチェンソーに触れると倒れるし、拾い上げた時に振動によって体を持っていかれる細かい演出も見られます。

【トマホーク6連コンボ】
レオンが持つ斧“トマホーク”は、ボタン連打で6連コンボです。

研ぐことで耐久値を無制限で回復できるので、“ナイフだけクリア”ならぬ“トマホークだけクリア”を目指す方もいそうですね。

【ウィンチェスターM70】
作中でレオンが使うスナイパーライフルの名称です。
アメリカを代表する評価の高い名銃なのです。

【マルチエンディング(究極の二択)】
まさかの分岐が発生します。
選択によっては、“かなり絶望的”なエンディングになってしまいます。

【PS5 Pro】
レイトレーシングのオン、オフ機能を活用できる。

オンにした場合は、4K出力・60fps、フルレイトレース。
オフにすると、高フレームレート対応モニターであれば最大120fps、アベレージは90fps。

対応モニターを使っている場合はオフにすると、ものすごく画がなめらかでキレイということです。

★こんな人に合うかも!

  • 恐怖と爽快感どっちも味わいたい
  • ダブル主人公作品が好き
  • バイオハザードシリーズが好き

★こんな人には合わないかも…

  • 凄惨な描写が苦手
  • 作業的な謎解きが好きじゃない
  • ホラーかアクションどちらかだけでいい

最高傑作とも言われることもある本作は、個人的にもかなり完成度が高いと思いました。

謎解き要素は確かに薄かったかもしれませんが、ストーリーの内容は衝撃的でした。

シリーズを知っている人ほど、ある人物の意外な方向転換に驚くはず。

観てるだけでも十分に楽しめるので、インパクトが強い表現が平気であれば、ぜひおすすめしたい一作です。

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