トワイライトプリンセスはなんとかクリアできましたが、今作「ブレスオブザワイルド」は買うかどうか悩みに悩んだ末に友達が貸してくれた。
自由度が高いオープンワールド山登りゲームです。
雨が降れば崖が滑りやすくなり、雷が鳴れば金属製の武器などはしまわないと落雷するなどの演出が細かい。
ゼルダの伝説 トワイライトプリンセスの感想はこちら。
ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド:ざくっとあらすじ
【長い眠りから目覚めたリンクは全ての記憶を失っていた。シーカーストーンを持ちハイラルの大地へ踏み出し出会ったのは、100年前に絶命したハイラル王国の国王。
100年前の大厄災:ガノンによってハイラル王国は滅びたが、今もゼルダがたった一人でガノンを食い止めていると国王は語る。
リンクは厄災ガノンを倒し、ゼルダを救うための旅に出る。】
発売時期・対応機種
2017年3月3日、任天堂よりWii U、Nintendo Switch用に発売。
ティアキンも発売されましたが、中古でもまだややお高めなようです。
ざくっとシステム
・戦闘
従来通りのアクションバトル。
「近接」片手剣、両手持ちの剣、槍
「遠距離」弓、ブーメラン
「防御」盾
武器やフィールド上の一部のオブジェクトを投げて攻撃することも可能。
投げた武器や弓が敵の頭部に命中するとダメージが通常の倍になる。
武器や盾には耐久度があり、一定回数使うと消滅するため次々と持ち替える必要がある(1つだけ例外の武器あり)。
「ZLボタン:注目(ロックオン)」
注目した状態でステップやバク宙による回避が可能。
「回避ジャスト」
タイミングよく回避できると発動。リンク以外の時間の流れが遅くなる。
「ガードジャスト」
タイミングよく盾を構えると発動。敵に大きな隙ができる。
「ふいうち」
歩いたり走ったりする音で敵に気付かれるため、しゃがんでゆっくりと移動する。
気付かれずに近づいて攻撃するふいうちが成功すると、通常の8倍のダメージを与えられる。
・シーカーストーン
古代の遺跡の鍵、塔へのワープ、マップ閲覧などに使用。
特殊アイテムの使用も可能になる。
「リモコンバクダン」
丸形と角形の2種類
任意のタイミングで起爆可能。
「マグネキャッチ」
大きさ重さに関係なく、金属を持ち上げられる。
持ち上げた金属を振り回したり落とすことで、敵への攻撃も可能。
「ビタロック」
物体の時間を一定時間止める。
停止している物体を攻撃して”衝撃”を蓄積することが可能。
効果が切れたときに一気に蓄積された衝撃が解放される。
「アイスメーカー」
水面や滝に氷柱を作り、足場や遮蔽物として利用できる。
最大3本まで作れる。4本目を作ると最初に作った柱から消えていく。
・時間/天候
ゲーム内に時間が存在する。
昼と夜が交互に切り替わり、魔物やNPCにもそれぞれの生活サイクルがある。
雨が降ると火が消えたり崖が滑りやすくなる反面、敵に気付かれにくくなるという利点もある。
金属製の装備を付けているとリンクに落雷することがあり、命中するとダメージを受けてしまう。
・温度
極端に低温、高温の地域ではリンクの体力が徐々に減少してしまう。
特定の装備や料理、クスリを使ってダメージを防ぐか軽減させる。
・料理
採取、狩猟、釣りなどで入手した素材を、料理鍋で最大5つを組み合わせて料理する。
組み合わせによって回復量の増加や移動速度が上がるなど、様々な効果が付いた料理やクスリを得られる。
・移動
「登る」
一部のダンジョン内の壁と世界の果てを除き、ほぼ全て登れる。
登るために掴まったときから「がんばりゲージ」が消費し続け、切れると落下してダメージを受けるか最悪お亡くなりになる。
「泳ぐ」
がんばりゲージを消費して泳ぐ。
切れると溺れてしまい、ハートが少し減った状態で泳ぎ始めた地点にリスポーンされる。
「パラセール」
がんばりゲージを消費して滑空できる。
切れると落下してダメージを受けるか最悪お亡くなりになる。
「盾サーフィン」
盾の耐久力を消費して下り坂を高速で降りられる。
雪や砂の上だと耐久力が減らない。
「馬」
野生の馬を捕まえて「馬宿」で登録すると自分の馬になり、5頭まで預けられる。
捕まえたばかりの馬は言うことを聞いてくれないので、なだめたり餌を与えたりして「なつき度」を上げる必要がある。
馬それぞれ能力に差があり、特定の場所にしかいない特殊個体も存在する。
「ワープ」
マップに登録された祠や起動したシーカータワーにワープできる。
「イカダ」
コログのうちわを使って風を起こすことで移動できる。
「スナザラシ」
ゲルド砂漠にのみ生息する生物。
盾を装備した状態で捕まえると、砂漠地帯を高速で引っ張ってくれる。
個人的感想
自由すぎて何をしてもOK
「どこへ行くのも何をするのも自分次第」。
決められたルートが存在しない今作の自由度の高さ。
山があれば登るもよし、湖があれば飛び込むもよし。
なんでもよし。
ミニチャレンジや祠チャレンジなどのサブで楽しめる要素もたくさんありますが、それらを無視してラスボスに挑むことだって可能。
最速クリア時間は39分だそうです。
リンクってこんなに脆かったっけ
トワイライトプリンセスをプレイした時にも同じことを思いましたが、リンク脆すぎないか。
序盤の敵にすらやられ、装備が強くなっても敵が硬くてすぐに倒すことができずに苦戦。
うっかり高所から落下したりと私のリンクは散々な目にあっています。
こんなに難しかったっけ。
そもそも私はアクションゲームが下手なのですけども、それにしてもこんな簡単に何度もリンクがくたばってしまうなんて…自由度は高いが、厳しい。
登山につぐ登山
「山登りゲーム」と言われているのをネットで見かけたのですが、本当に気付いたら山登りばっかりしています。
山というかほぼ絶壁を登ります。
せっかく能力の高い馬を捕まえたのに、ほとんど馬には乗らなかったです。
高台から見渡して行ってない祠を見つけたりするために登りまくりました。
ミニチャレンジ・祠チャレンジが多い
メインストーリーとは別にミニチャレンジがあります。
お使い系の依頼も多いですが、コンプリート欲が刺激されます。
祠チャレンジは達成すれば”ハートorがんばりゲージ”を上がります。
被ダメージが多い私には大事なもの。
できる限りチャレンジしましたが、おそらく全ては攻略できていません。
ちょっと考えなければならない謎解き要素が祠チャレンジにはあるので、面白かったです。
難易度は高すぎるでもなくちょうどいい感じ。
とはいえ、1つか2つほど攻略サイトに頼ってしまいました。
シーカーストーンで得た特殊アイテムを使う謎解きが多く、タイミングが合わないとかで苦戦することも多々。
アクションゲームが得意な方であればさほど苦戦もしないで攻略するんだと思います。
羨ましい。
神獣攻略
四体の神獣を攻略しないといけないと。
雷の神獣から攻略を始めた私ですが、1番難易度が高いやつだというのを中に入ってから知りました。
どおりでイーガ団のアジトですでに苦戦するわけですよ。
ギミックはなんとかなりましたがカースガノンに苦戦。
何度挑んだか覚えてないくらいに倒せない。
もうあきらめて1回出ようかと思いましたが、ここまできたのでもう倒したい。
倒してしまえばあとの神獣の攻略はきっとこれよりラクなはずだと。
意地になって倒すまで挑み、ついに勝利。
あとの神獣は情報通り、雷よりは難易度が低かったです。
雷はアクションが苦手な人には結構なストレスかもしれません。
マスターソード
マスターソードは壊れても他の武器と違って10分経てばまた使えるようになるのです。
ハイラル城へ行く前に入手しに行きました。
カースガノンよりも簡単です。
リンクというキャラクター
リンク以外のキャラクターにはボイスがあり、喋ります。
リンクは喋らず、選択肢が出るのみ。
ムービーとかを観ていると誠実、真面目、大人しそうなキャラに見えますが、選択肢を見る限りノリのいい部分があったりふざけたり冗談を言ったりみたいなのがありますね。
リンクってどんななの。
〆る
もう今作の続編、ティアキンも発売されています。
まずはブレスオブザワイルドからだろうということで遅ればせながらプレイしましたが、ゼルダの伝説シリーズはやっぱり難しい。
なんとかクリアはできましたが、疲れる。
疲れましたが面白いは面白いのでやって損はない。

