ファイナルファンタジー8はどんなゲーム?自分に合う?
カクカクポリゴンから2年、八頭身に進化した「ファイナルファンタジー8(FINAL FANTASY8)」。
今までになかったジャンクションシステムが秀逸な作品です。
ハマりこめるキャラクターは少ないけど、システムは最高に面白い。
基本情報
| 発売 | 1999年2月11日 |
| ジャンル | RPG |
| 対応機種 | PS3 PSP PS Vita PS4 Xbox One Nintendo Switch PC(Steam) iOS Android |
| プレイ時間 | 20~30時間(ストーリーメイン) |
★戦術の練りがいがあるRPGが好きな方におすすめの一作です。
★レベル上げや魔法を集めるなどの作業が苦手な方にはやや不向きかもしれません。

自由度の高いカスタム性にものすごくハマりました。
【前作、FF7(オリジナル版)の感想が気になる方はこちらもご覧ください。】
▶前作「ファイナルファンタジー7(オリジナル版)」のネタバレなし感想は、こちら。
あらすじ
兵士養成学校「バラムガーデン」に所属するスコールは、ガーデンの特殊部隊「SeeD」の認定試験を受けるため、教官キスティスと炎の洞窟へ向かう。
晴れてSeeDとなったスコールは、その夜に行われた就任パーティで、後に行動をともにすることになるリノアに出会った。
翌日、学園長シドから任務を受けたスコール、ゼル、セルフィは列車でティンバーへ向かう。
しかし、列車の中で突然意識を失ってしまった3人は、「ガルバディアの兵士」であるラグナ、キロス、ウォードがデリングシティへ向かう“夢”を見る。
出会いと夢、そうしてスコール達は運命を左右する魔女との闘いに巻き込まれていくこととなる。
ファイナルファンタジー8の「魅力」
FF8の最大の魅力は自由度が高い戦略性の深いジャンクションシステムです。
さらにストーリーは、今でも考察が溢れる奥が深い作品なのです。
ジャンクションシステムとG.F.の存在
これまでの戦闘はコマンドを入力するのみで魔法もMPを消費して使用してきましたが、魔法が「個数」となり「ドロー」して「ストック」して「装備」するという新しさ。
FF8の魔法は使用するのではなく、ほぼ装備するためのアイテムです。
各キャラクターのHP・力・魔力・防御などのステータスに魔法を割り当てると能力が上昇。
割り当てた魔法を戦闘で使用しストックが減るとその分ステータスも減少するので、放てば強い魔法もありますが、考えなければならない秀逸なシステム。
誰にどのG.F.を装備させるかも考えどころ。
そもそもG.F.を装備しないことにはジャンクションできないどころか、戦闘では物理攻撃のコマンドしか使えないのです。
さらにはG.F.にも育成要素があり、戦闘を通じAP(アビリティポイント)を得てレベルが上がり、アビリティを覚えます。
G.F.ごとに得意分野が違い、それぞれ固有のアビリティを習得するなども面白さのポイントです。
そして本作のG.F.は、キャラクターの精神と融合するタイプで「G.F.を使用することで記憶を失っていく」というストーリーとの深い関係性もあり、重要な存在でもあるのです。
スコールとクラウドの違い
個人的にゼルとキロスは結構好きでしたが、FF8はそこまでハマり込めるキャラクターがいなかったです。
スコールですら。
無口で無愛想な一面はFF7のクラウドとキャラが被るような気もするけど、スコールは「裏切られること」や「傷つくこと」から自分を守るために、自ら他人との間に壁を作るタイプ。
クラウドは好きでしたが、スコールはそんなでもなかったのは、そのような違いからなのだろうか。
けれど、傷つくことから自分を守るためのスコールの言動は、年相応でもあります。
当時のFFとしては珍しい「学園」が舞台です。
様々な感性を持ったキャラクターが登場します。
全員が“未熟”な部分を持ち、作品を通して成長していくのも見どころかもしれない。
ヒロイン・リノア
「好きにな~る好きにな~る」
初登場からドン引いてしまいました。
正直個人的には、最初から最後まで好きになれなかったキャラクターです。
いらないことしかしない…けどしないとストーリーが成立しない…なんてこった。
すごいんですよ。
特殊技で愛犬=アンジェロ(コーギーっぽい犬種、名前は任意で変更可能)を己の右腕一本で支え、ぶっ放すという驚愕の腕力を披露してくれる。
爆発するし。
そして犬自身が唐突に走り込んで敵に突撃する特殊技「アンジェロ ラッシュ」。
なのであえて犬の名前を「パト」と付けるプレイヤーもいるとかいないとか。
愛犬もなかなかの破天荒ぶりです。
しかし、そんなズバズバと踏み込んでくるヒロインだからこそ、スコールの心を開くのでしょう。
FF8の「シド」
本作の「シド」は学園長です。
人が好さそうな腹がちょっと出てるおじさんです。
FF7のシドはプレイアブルキャラとして登場しましたが、今作は学園長なのでパーティに入れることができません。
ストーリーの深さ
後述しますが、本作のテーマは「愛」です。
しかし、キラキラした甘いだけの話ではありません。
冷めた主人公スコールが抱える闇や、それぞれのキャラクターが抱えるもの。
そしてリノアや“魔女”の存在。
さらにはスコールたちが共通して見た夢の中の“ラグナ”や“エルオーネ”。
すべてが繋がり合った時、壮大な物語が完成します。
ただ、それらが複雑に描かれるので、本作のストーリーは難解です。
私は、当時は全く理解できていないまま頭空っぽでプレイしていました。
やり込み要素
- 低レベルクリア
- レベル上げ
- 武器を最高まで改造
- G.F.を全て入手
- 魔法を最大までドロー
- カードゲーム
本作は、キャラクターのレベルに応じて敵のレベルが変動する仕様なので、低レベルクリアが割と容易なのです。
…おかしいですね。
私はアルティミシア城で詰みましたよ。
FF7から学習することなく最低限のG.F.と装備、決して高くはないけど数人だけ適度に上がっちゃったレベル。
パーティ編成を変えたり色々と手は尽くしたのですが、せいぜい2~3個しかコマンドを取り返せないんです。
どうやっても全滅するし、SeeDレベルはたったの2で給料たったの1000ギル。
それでも頑張ってきたというのにあんまりです。
完璧に心が折れたので母のデータでエンディングを観賞しました。
本当に低レベルクリアなんてできるの?
できます。
ですが、低レベルクリアにはきちんとした手順があって、私のような脳キン凸型だとダメです。
レベルが上がらないように経験値を入手しない方法で戦闘を勝ち抜き、ジャンクションによる強化を行うための魔法を集め、アビリティを習得するためのAP稼ぎをするのが正攻法。
これで低レベルクリアが可能です。
ファイナルファンタジー8の「テーマ」
「愛と記憶・繋がり」
“傷つくこと”を恐れ、自ら孤立を選んできたスコールですが、リノアとの出会いや仲間と深めていく絆によって自身の“孤独”を克服するのです。
終盤では世界崩壊級の危機よりも、“彼女を失うことへの恐怖”がスコールの行動原理となっている様子が見受けられる。
さらに、テーマ曲である「Eyes On Me」はシリーズ初のラブソングであることから、物語の感情的核は「愛」であることを補強しているように思います。
そして、G.F.を使うことで記憶が失われていくこと。
これは、記憶の欠落がアイデンティティに直結することが物語上で描かれています。
よって、「人は記憶と他者との絆によって自己を確立する」のだと思っています。
気になる点・デメリット
- ストーリーが難解
さくっと1周したくらいでは理解ができません。
※キャラクターのセリフを読み飛ばすことなく理解し、話しかけられるキャラクター全てのセリフを拾うことでようやく読み解ける作り込みです。
現在は考察サイトやネタバレサイトでも詳しいストーリーを知ることができるので、気になる方はチェックしてみてください。
- ジャンクションを忘れるととんでもないことになる
本作はジャンクションに頼る部分が大きいので、忘れると絶望的な気分になります
※G.F.を付け替えたりした時には、必ずジャンクションも一緒に確認しましょう
実際にプレイして感じた「本音」
低レベルクリアを目指していたわけでもないのに、どうにもクリアできずに心が折れて数年。
なんでか手元にFF8がやってきたんです。
自分でクリアできていないことに心残りはありました…そんな訳でやり直しました。
“地獄に一番近い島”と“天国に一番近い島”でしか得られない魔法を入手するために2つの島を徘徊、ドローの繰り返し。
全員レベルを100にしました。
武器も全員分ではないですが、最高まで改造しました。
アルテマも一生懸命ドローしたし、G.F.も全部!
揃えたかったのですがドローしてもドローしても、アルテマウェポンに勝てなかったのでエデンだけ諦めました。
しかし、エデンも母のデータで観賞済みです。
レベル上げや魔法ドローは作業的になってきますが、隠しボスを倒すとかカードをコンプリートするとか、キャラクターのステータスをカンストさせるとか結構色々なことができます。
カードゲームは結構ハマり、勝負してくれるNPCがいたら絶対に勝負を挑むくらいには面白かったです。
その当時はわからなかったストーリーも、やり直したことによって少し理解が深まりました。
しかし、それでも難解だったのでネタバレ動画を観てきましたら、ストーリーの意味とともに「アルティミシア」の正体まで考察されていて衝撃を受けました。
小ネタ情報
【PS版FF8でセルフィの特殊技「スロット」で「ジエンド」を発動】
これは結構有名な小技なのですが…
ジエンドはアンデット以外なら、ボスも含め“敵”を一撃で倒すという強力なもので、その当時は方法を知らずエデンを諦めたのですが、知ってたら試したかったかもしれない。
セルフィのスロットを選択した状態で、PSの蓋を開ける。
すると、敵の動きが止まりスロットを回してる間も攻撃されることなく、ジエンドが出るまで安全にスロットを回し続けられるという荒技。
PS稼働中に蓋を開ける想定などされていないので、ハードやソフト、データの保証はされません。
壊れる可能性も十分にありますので、承知の上で試さなければなりません。
ただ、そんな荒技を試せるのはPSとPS2まで。
PS3以降は蓋とか、出てくる仕様のトレイとかないですからできないのです。
〆る
一度挫折はしましたが、自力でクリアできてよかった。
新しいシステムが満載で面白かったです。
ジャンクションシステムは秀逸でしたね。
G.F.の育成も、次にどのアビリティを覚えさせるか、誰にどのG.F.を持たせるかどこにどの魔法をジャンクションするかなどを考えることもできるので、やりがいがあります。
G.F.を全部集める。
魔法も全部集める。
カードも全部集める。
隠しボスも全部倒すなど、ボリュームもあるので長めに楽しめます。
これまでと違うFFを楽しめるのでおすすめです。
あわせて読みたい
「オリジナルFF7のネタバレなし感想」
「ファイナルファンタジー7 リメイクのネタバレなし感想」
「ファイナルファンタジー7 リバースのネタバレなし感想」
ぜひチェックしてみてください。



