前作、レジデントイービルの続編。
「おらこんな村ぁ嫌だぁ~おらこんな村ぁ嫌だぁ~」
吉幾三の有名な歌、バイオヴィレッジアレンジをどうぞご視聴あれ。
なかなか秀逸な歌詞で笑いました。
こんな村には行きたくないです。
行ったことを後悔しました。
バイオハザードのあらすじ付きネタバレなしの時系列記事もあります。
よろしければこちらから。
バイオハザード ヴィレッジ:ざくっとあらすじ
【ベイカー農場の悪夢から3年半後、2021年2月。
ウィンターズ夫妻はBSAAの指示でヨーロッパに渡り、生まれたばかりの娘:ローズマリーと3人で新しい生活を始めていた。
しかしある夜、一家はクリス・レッドフィールド率いる部隊に襲撃される。
ミアは撃たれ、ローズマリーとイーサンは捕らえられてしまった。
イーサンを乗せた輸送車が事故を起こし、イーサンは暗い雪の積もる山へと投げ出される。
雪道を進み近くの村に辿り着いたが、その村は「ライカン」と呼ばれる狂暴な獣人達がはびこっていた。】
発売時期・対応機種
2021年5月8日、カプコンより発売。
↓対応機種
・PS5
・PS4
・Nintendo Switch(クラウド版)
・Xbox Series X/S
・Xbox One
・Microsoft Windows
・Google Stadia
・macOS
・iOS
・iPadOS
25周年記念作品、オンライン対戦アクションゲーム「バイオハザード RE:バース」をコード入力でダウンロード可能。
・ゴールドエディション
三人称視点でプレイできる「サードパーソンモード」
キャラクター・ステージが追加された「ザ・マーセナリーズアディショナルオーダーズ」
ローズマリーが主人公の「シャドウオブローズ」の3つの追加コンテンツが収録されているバージョン。
ざくっとシステム
・一人称視点
前作同様、ガードも健在。
ガードした状態の時、敵に噛み付かれた状態の時に敵を蹴り飛ばして間合いを取ることができる。
・武器商人:デューク
アタッシュケースを拡張したり、アイテムの売買や銃器の強化を行うことができる。
ストーリーを進めると、狩猟をして入手した食材をデュークに調理してもらうことでステータスの強化ができる。
・他
前作からお馴染みのイースターエッグ要素、バイオ4に導入されていたトレジャーハント要素も採用されている。
個人的感想
前作よりはホラー感が減退…したけどしてない。
我が家のホラーゲーム担当:父。
相変わらずクリアまでに何ヵ月かかるのか計り知れず、イーサンをことごとく痛めつけるゲームなのかと錯覚させるようなプレイスタイルが健在です。
そんな父に長いことドミトレスク城内を見せられ続けたおかげで、これくらいの雰囲気であれば自分でもできるのではないかと調子にのりました。
とはいえ、怖いは怖いのでカジュアル(EASY)一択です。
父のプレイ画面を観ているともどかしすぎたので、ついに私もゴートゥーヴィレッジしてしまったのです。
かなり後悔しました。
べネヴィエント邸を先に見ていれば自分でやろうなどと思わなかったはずです。
しかし全体的にはきっと前作ほど怖くはないはず。
村に辿り着くまでは怖かったし突然襲い掛かってきたりなどのビックリ要素。
見た目がやっぱりホラーな敵もいるので多少怖いかもしれないですが、ビビりでも戦えなくはないくらいの加減でした。
でもべネヴィエント邸だけレベルが違います。
ホラージャンルの映像を直視できないタイプであれば思いとどまるべき。
貴族のお家を一軒ずつ訪問
ローズのために村の各所にある貴族のお家に訪問しないといけません。
もはやお家とは言えない建造物にお住いの貴族もいらっしゃるご様子で、個性が溢れすぎています。
1軒目はずっと見せられ続けていたドミトレスクのお城へ。
行ったり来たりが忙しいのと、ドミトレスクとの命がけの隠れんぼがスリリング。
ドレッサーを投げつけるほどの剛腕をお持ちですから、絶対につかまりたくありませんね。
それからとっても鬱陶しい三姉妹の遊び相手をさせられます。
2軒目がべネヴィエント邸。
邸宅へお邪魔してちょっと奥に進んだらもう怖…コワイ。
意味わかんないくらい怖くてもうやめようと思いました。
回復薬も銃もナイフも、全く何も持っていない完全なる丸腰で地下室に行かされるじゃありませんか。
それでいて謎を解き進めると途端に呪いのビデオみたくなったじゃん。
自分でもできそうなんて、とんだ思い上がりでした。
怖すぎるために私のメンタルがへし折れたので攻略サイトを開きましたが、最悪の展開が待っているようです。
もう絶望です。
難易度はこの邸宅では一切関係ありません。
諦めようかと頭をよぎりましたが、せっかくここまできたのです。
このまま攻略サイトに頼りながら、失敗したらやめるけど成功したら続行することにしました。
スマホで爆音の音楽をかけましたが全く気休めにならず無意味。
驚きの手の震え、やまない動悸、止まらない独り言に見舞われましたが、見事やりきりました。
サイトに頼りはしましたが、5分でサイレンをやめた私には上出来です。
3軒目はモローのお宅です。湖です。家でもなんでもありません。
アスレチック的でなかなか楽しかったです。
マップも日中の外なので明るいですし、ヘドロ汚い程度なら余裕です。
このくらいがいいです。
4軒目はハイゼンベルク。
どえらくデカい工場にお住まいですが、お邪魔する前に砦へお使いに行かされました。
たくさんのライカンにお出迎えされながらも無事にお使いを果たし、正式に工場へ招待されることに。
新しいタイプの敵が登場。
モローのお家まではボス戦以外ならほとんどナイフでいけたのですが、さすがにナイフだけだと苦しくなってきましたよ。
広いのか狭いのかよくわからない工場内を駆け巡り、たくさんのアイテムを無視して進んでまいりました。
クリアさえできればもうなんでもいいのです。
怒涛の展開、戦闘、大事にとっておいたマグナムを使うことなくエンディングを迎えてしまった。
マグナム使ってみたかったのに、なんということでしょう。
イーサンが可哀想すぎる
突き刺され、ちょん切られ、落とされ、トドメに衝撃の真実を伝えられるという踏んだり蹴ったりぶり。
挙句の果てには、もう…いたたまれない。
今作も到底一般人ではないだろう行動を披露したイーサン。
エンディングはハンカチかティッシュなどを用意しておいた方がいいかもしれません。
涙腺決壊です。
クリス・レッドフィールド再評価
バイオ7に登場したクリスは初期デザインを目指したにしてもちょっと「誰!?」ってなりましたが、今作はちゃんとバイオ5くらいのゴリカッコよさに戻りましたね。
お年を召してだいぶ渋くかっこいいイケゴリです。
クリスって初期の頃はヒョロっとしていたのに、いつの間にかゴリスと呼ばれるくらいにいかつくなりました。
やり込み要素
謎解きは難しすぎず簡単すぎず、ゲームのボリュームはなかなかです。
1周だけでも細かく探索していたらそこそこ時間がかかると思います。
クリアしたら最高難易度の追加や、ボーナスコンテンツやEXTRA CONTENT SHOPが解放されるなど更なるやり込みが可能なので長く楽しめます。
べネヴィエント邸でメンタルが折れたので私は周回など絶対にしませんが、無限弾の銃は楽しそうだな…。
〆る
人生初、自分でバイオハザードをクリアしたので達成感がすごいです。
段々シューティング要素が強くなってきたように感じますが、ホラーですものね。
そもそも前作が怖すぎたのに、ドミトレスクにまんまと騙されました。
次作が気になるエンディングでしたが、もう私はやらない…どんなに時間がかかろうがもどかしかろうが、ホラーはみてるに限ります。
みているだけでも十分に楽しめます。
それだけに、ホラー耐性があるならばバイオはおすすめのシリーズです。

