FF9はどんなゲーム?【ネタバレなし・あらすじ・感想】完成度が高い”原点回帰”の隠れた名作

ファイナルファンタジー9(レビュー)|アイキャッチ画像 ゲーム

完成度が高い隠れた名作です。

三頭身くらいに戻りましたが、グラフィックは格段に上がった「ファイナルファンタジー9(FINAL FANTASY9)」。

原点回帰ファンタジーということで、FFならではの多彩な種族が登場。
より一層ファンタジー感のある世界観になっています。

基本情報

発売2000年7月7日
ジャンルRPG
対応機種PlayStation
iOS
Android
PS4
Nintendo Switch
Xbox One
プレイ時間20~30時間(ストーリーメイン)

★中世的でファンタジーな世界観が好きな方におすすめの一作です。

★王道的なファンタジーな世界観が好きじゃない方にはやや不向きかもしれません。

マツリカ
マツリカ

三頭身くらいに戻りましたが、申し分ないグラフィックに豊富なミニゲーム。

ミニゲームにハマりすぎました。

【前作、FF8の感想が気になる方は、こちらもご覧ください。】
▶前作「ファイナルファンタジー8」のネタバレなし感想はこちら

劇団名目で“アレクサンドリア”を訪れた、“リンドブルム王国”のなんでも屋「タンタラス」

彼らの目的は、アレクサンドリアの王女ガーネットを誘拐しリンドブルムへ連れて行くこと。

一方、ガーネットもアレクサンドリアを抜け出しリンドブルムに向かう計画を練っていた。

双方の利害が一致したことでタンタラスの団員ジタンは、ガーネットをリンドブルムに連れて行くことを約束する。

開発が“原点に返る”方針を明言。
初期シリーズを彷彿とさせる職業やキャラクター達。

馴染み深いファンタジーな世界観が魅力です。

ストーリーと描写の魅力

ストーリーの始まりはベタですが、ちょっと泣けたりもしちゃうし、深いテーマも隠れています。

キャラクター同士の軽妙なやり取りやギャグが随所に散りばめられながら、内面描写が丁寧
シリアスとユーモアのバランスが絶妙です。

自由奔放な海賊であるジタンにも孤独や秘密があったり、生きる意味を問い続けるビビ、王族としての立場と自由の間で葛藤するガーネット。

どのキャラクターもストーリーの核に関わる重要な存在であり、こうした丁寧な描写が没入感を高める。

どのムービーも素晴らしいですし、エンディングなんかもう最高でした。
観ていてなんだか恥ずかしくなってきちゃったのですけど、あぁ良かったねってなりました。

多彩な種族・キャラクターの魅力

デフォルメっぽくて可愛いキャラクターが多いです。
個人的には、特に黒魔導士のビビが好き。

FF9はビビのような黒魔導士、竜騎士やク族など過去の作品で登場した多彩な種族も登場します。

キャラデザインもしっかりしているので、とてもファンタジーです。
クジャの衣装だけは、ちょっとどうかと思いますが。

スタイナーがちょっと暑苦しいけど、冷めきってるサラマンダーといいバランスです。

ベアトリクスが仲間にならなかったのは残念でしたが、役職がスタイナーとちょっと被ってしまうし、全体の構成としては納得でした。

FF9の「シド」

そして今作の「シド」はブリ虫…ではなく、大公であり飛空艇の設計技師です。

魔法で姿をブリ虫に変えられてしまったのです。
元の姿に戻すためにお使いをするのですが、今度はカエルになってしまうという。

元の姿に戻るまでに大変な苦労をしたキャラクターでした。

ガーネットの改名イベント

王女であることがバレないよう、ガーネットがこれから「ダガー」と名乗る!というイベントがありますが、その名前をプレイヤーが任意で付けることも可能。

なので私は「ガーネット」と付けました。
なんと誰からも疑惑の眼を向けられることなく、バレませんでした。

育成とバトルの自由度

武器や防具で成長方向が変わる「アビリティ習得システム」は、FF9独自の自由が高い育成要素です。

  • 攻撃アビリティ特化
  • 回復や補助特化

など、自分のプレイスタイルに合わせた育成ルートを作ることができます。

同じキャラクターでもプレイヤーごとに個性が出る仕様です。

ATB方式のバトルにより戦略的かつテンポよく楽しめるシステムで、敵の行動速度や味方の役割分担などを考慮して戦術を練る楽しさがあります。

ミニゲームにハマる

【ミニゲーム】

  • ここほれ!チョコボ
    チョコボでアイテムを掘り当てる
  • モグネット
    手紙を届ける
  • カードゲーム
    FF8の進化版
  • ちゃんばら
    指定されたボタンを正確に入力してご褒美をもらう
  • なわとび
    タイミングよくボタンを入力
  • ブラックジャック
    ED後にのみ遊べるミニゲーム

他にもたくさんありますが、上記は個人的に印象に残っているものです。

「生きる意味」

生きる意味の核は“命の有限性”です。
本作のもう1人の主人公である黒魔導士のビビは、作中で「生きるとは何か」を問い続けている。

ビビが語る終盤での言葉は、限りある時間をどう生きるかを主題にしています。

敵対しているクジャが存在意義を失ったとき、破壊へ向かう。

この対比構造によって、テーマが強調されていると思っています。

「人はなぜ生きるのか」という問いに対し、他者との絆の中で意味を見出す成長を描いているのです。

  • 取り返しのつかない要素が多い
    特定のタイミングでしか入手できないアイテムや進行できないミニゲーム(モグネットなど)がある。

今は攻略サイトが充実しているので、取りこぼしたくない方はチェックしながら進めることをおすすめします。

  • 「ぬすむ」の成功確率が1/256
    もう倒してしまいたいのに「ぬすむ」が成功しないがために延々と戦闘を続けなければならない。

アビリティ【盗賊の極意】と【目利き手触り】を習得すると成功確率が上がります。

賛否両論あるミニゲームですが、私は本編そっちのけでハマっていました。

「ここほれ!チョコボ」が特にひどかったです。
頭痛がしてきてもやめられず、ずっと掘り続けていたら母に怒られました。

なんか意地になってしまうミニゲームが多かったです。
カエルを無心で捕りまくり、なわとびもしつこく遊びましたが「キング・オブ・ナワトビ」は入手できませんでした。

そして、モンクなのに「なげる」を使えるサラマンダーが優秀でした。

耐久力がそれなりにあって、さらに「蘇生」を習得できるのでとても重宝しました。

1番大事に育てたキャラクターです。

あと、印象的なキャラクターが1人…クジャ。
この、クジャの衣装だけはどうにかしてあげてほしかった。

【Switchパッケージ版は輸入品】
FF9は他のFFシリーズとは違い、パッケージ版は輸入品のみとなっております。
お値段約1万円。

デジタル版であれば通常価格で購入できるので、パッケージにこだわりがない方はダウンロード版がおすすめです。

【サラマンダーのモデル】
実在するデザイナーさんがモデルなんだそうです。
ドレッドヘア、おしゃれですよね。

★こんな人におすすめ!

  • 中世的でファンタジーな世界観が好き
  • ミニゲームやキャラクター育成を楽しみたい
  • 感動できるストーリーが好き

★こんな人には向かないかも…

  • 王道ファンタジーの世界観が好きじゃない
  • 取り返しのつかない要素が苦手
  • テンポよく進めたい

FFシリーズはFF6や7あたりの人気が高いのかなと思うのですが、FF9もかなりの名作だと思うのです。

ストーリー、世界観、キャラクター、システム、どれも素晴らしい完成度。
今遊んでも十分に楽しめる永遠のファンタジーです。

PS4、Switchのリマスター版はオートセーブに対応、ブースト機能なども追加され操作性も向上したので、遊んでみるのもいいと思うのです。


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