シャドウズ オブ ローズはどんなゲーム?自分に合う?
バイオハザード8ヴィレッジ本編から、16年後を描いた追加シナリオ「シャドウズ オブ ローズ(Shadows of Rose)」
イーサンの娘ローズマリー・ウィンターズが、自身が持つ“特殊な力”を封印するため、「菌根の記憶の世界(意識の世界)」を探索する物語。
基本情報
| 配信開始日 | 2022年10月28日(Switch版:12月2日) |
| ジャンル | サバイバルホラー |
| 対応機種 | PlayStation4 PlayStation5 Nintendo Switch(クラウド版) Xbox Series X/S Xbox One PC(Steam) |
| プレイ時間 | 2~3時間 |
| 難易度(ゲーム途中に変更不可) | Casual アクションが苦手、ストーリーや謎解きを楽しむのに最適な難易度 Standard 適度な緊張感を得られる難易度 Hardcore 被ダメージが高く、弾薬管理もシビアな上級者向け |
シャドウズ オブ ローズを遊ぶために必要なもの
本作を遊ぶためには「バイオハザード8ヴィレッジ」本編が必要です。
| 製品名 | セット内容 | こんな人におすすめ |
|---|---|---|
| ゴールドエディション | 本編+DLC(追加コンテンツ) | これから遊ぶ人(コスパ最強) |
| 通常版 | 本編のみ | とりあえず安く、本編だけ始めたい人 |
| ウィンターズ エクスパンション | DLC(追加コンテンツ) | すでに本編(通常版)を持っている人 |
DLC「ウィンターズ エクスパンション(Winters’ Expansion)」の内容
- シャドウズ オブ ローズ(Shadows of Rose)
ヴィレッジから16年後、ローズマリーが主人公の物語 - サード パーソン モード(THIRD PERSON MODE)
本編をTPS(三人称視点)で遊べるモード - ザ マーセナリーズ:アディショナル オーダーズ(THE MERCENARIES:Additional Orders)
エクストラゲーム「ザ・マーセナリーズ」にキャラクター、ステージが追加
通常バージョン・Zバージョン
バイオハザード8ヴィレッジは、Zバージョンかそうでないかを選んで購入可能です。
通常版(CERO:D)はZバージョン(CERO:Z)に比べて、凄惨な表現がマイルドになっています。
Zバージョンが前提の作品ですので、18歳以上の方で凄惨な描写が平気であれば、Zバージョンがおすすめです。
通常版を購入し、別途DLCを購入する場合は、バージョンが一致していないとDLCが認識されないのでご注意ください。
★バイオハザード8ヴィレッジ本編をプレイ済みの方におすすめの一作です。
★ホラー耐性がない方にはやや不向きかもしれません。

プレイは無理だけど、物語は見届けたい…そんな私のような「視聴勢」でも楽しめる作品です。
【本編、「バイオハザード8 ヴィレッジ」の感想が気になる方はこちらもご覧ください。】
▶「バイオハザード8 ヴィレッジ」のネタバレなし感想は、こちら。
あらすじ
自身が持つ“特殊な力”を気味悪がられ、友達ができずに孤独を感じるローズ。
「浄化結晶」を手にれることができれば、力を抑え込むことができるかもしれない。
そう言ってケイは、研究室の“菌根”をローズに見せる。
菌根に意識を集中し、菌根の世界に入り込むことに成功したローズは、そこで自分を導く金色に輝く文字“マイケル”と出会う。
シャドウズオブローズの「魅力」
ヴィレッジ本編よりもホラー感が強く、難しいという声が多いです。
難易度をCasualに設定していても、弾薬管理がシビアになりつつあります。
そして、本編に登場した“トラウマ級エリア”が、ここにも登場。
本編との恐怖を比較
世間でも言われているように、個人的にもシャドウズ オブ ローズの怖さは本編を上回っていると思います。
ヴィレッジは私でもなんとかクリアできたのですが、本作は観ているだけでも怖かったです。
イーサンが訪れたステージをローズも行くことになるのですが、イーサンの時とは演出が変わっています。
ホラー全振りすぎて、常に薄目でいつでも画面から目を逸らせる状態にしないと観られません。
原点回帰したバイオハザード7の頃から薄々思っていたのですが、恐怖度が段々上がっていますよね?
サイレントヒルのような、精神的にくる演出が増加しているように思います。
ホラーですから怖くてなんぼですが、観るだけで精一杯です。
もう絶対に自分ではプレイできません。
ストーリーの完成度とゲームバランス
この「シャドウズ オブ ローズ」をもって、ウィンターズ家の物語は幕を閉じるのですが、エピローグとしてのストーリーの完成度が素晴らしいです。
ローズは特殊能力を使うことができますが、無敵ではありません。
基本的にはバイオハザードらしく、きちんと銃を使いながら進行します。
なので、ゲームバランスとしてはとても良い。
能力が万能だと、ただのファンタジーやSFになってしまうので、能力の見せ方がとても秀逸だと感じました。
全体的にも、恐怖、謎解き、戦闘のバランスが良く、高評価を得ています。
シャドウズオブローズの「テーマ」
「親子の愛・絆」
記憶が定着する前に父を失ったローズは、作中で「生きていたらどんなだったかな」と想像することがあると語ります。
菌根の記憶の中で、様々な意識に触れるローズは、赤ん坊だった頃に過ごした家に辿り着きます。
そこで、父からの最大の愛に触れるのですが、その愛を得られなかった嫉妬や悪意に満ちた存在と衝突。
「お前がいなければ」と敵意を剥き出しにされますが、たとえ記憶に残っていなくても受け取った“約束”は本物で、本当の親子の絆を打ち破られることはありませんでした。
そして、ローズがラストに下した決断には、切なくも暖かい「愛」が溢れています。
ウィンターズ家の物語の結末として、これ以上ないほどの納得感が得られました。
気になる点・デメリット
- ボリューム不足
苦戦しなければ2~3時間でクリアできてしまう。
※けれど、この短時間の中に詰まっている密度は完成度が高いです。
- TPS(三人称視点)固定
シャドウズ オブ ローズには、FPS視点がなく、TPS視点しかありません。
※FPS(一人称視点)が選択できれば、さらに恐怖体験が深くなったと思います。
私はホラー作品は観ている専門です。怖がりには、ローズのうしろから覗いているくらいがちょうどいいかもしれません。
実際にプレイして感じた「本音」
私の場合はホラー作品をプレイできないため、正しくは「観て」感じた本音です。
シャドウズ オブ ローズは父がまだクリアしていないため、配信動画を視聴しました。
最初から最後まで、全部怖いです。
しかも、またあの“トラウマ級エリア”に行かなければならないのです(配信者さんが)。
私にしてみれば本編と同じくらい怖いですが、世間の声としては本編よりも恐怖演出が磨かれているとの意見が多いようです。
可愛いクマのぬいぐるみが置いてあるからって、油断してはいけません。
またしても、1つもアイテムを持っていない丸腰にされ、謎解きをします。
ついに謎を解き明かしたあと、追いかけられる恐怖がとんでもないです。
そんなにいらなくないですか?
1人だけでよくないですか!?
本編と似てるようでまったく違う恐怖です。
観ているだけなのに動悸が…
ほら、クマのぬいぐるみは完全に油断させるための細工だったんです。
次々に登場してくるお人形の怖いったらありゃしません。
しかし、先述しました「赤ん坊だった頃に過ごした家」と、ラストはもうボロボロに泣きました。
小ネタ情報
【デューク?】
シャドウズ オブ ローズには、本編に登場した「武器商人:デューク」に似たキャラクターが登場します。
とても悪い人です。
しかし、ご安心ください。
彼はデュークではなく、菌根の記憶を利用して作られた存在です。
【エンディング】
本編と同じエンディングが用いられています。
これは、本編のみを遊んだ場合とシャドウズ オブ ローズも遊んだ場合で見方が変わる、とても秀逸な演出となっています。
【シャドウズ オブ ローズの時系列】
2021年が舞台の本編より16年後の物語なので、シャドウズ オブ ローズは2037年頃の話となります。
2026年が舞台の最新作「バイオハザード レクイエム」よりもあとの話ですね。
ウィンターズ家の物語は完結しましたが、エンディングでのやりとりなどから、今後ローズが登場する作品も出てくるかも?
乞うご期待ですね。
向いてる?向いてない?:まとめ
★こんな人におすすめ!
- バイオハザード8ヴィレッジをプレイ済み
- 圧倒的恐怖体験をしたい
- 弾薬の節約や能力の使い方を試行錯誤したい
★こんな人には向かないかも…
- FPS視点がいい
- ホラーが苦手
- 初見殺し要素が苦手
〆る
DLCにしてはややボリューム不足、と言われることも多いですが、圧倒的密度で描かれるストーリーとゲームバランスの完成度評価は高いです。
ホラー要素が強く、私は観ているだけでも精一杯ですが、ホラーが大好きな方でバイオハザード8ヴィレッジをプレイ済みの方にはおすすめです。
ホラーは視聴すらできないという場合を除いては、観ているだけでも十分に恐怖を味わえて楽しめるので、視聴もおすすめです。
完全なホラーの中に、泣ける演出も組み込まれています。
ぜひ、ウィンターズ家の物語を見届けてください。
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